固定休の有無でも変わる休日の過ごし方
休日を充実させたい場合、土日など固定休なのかシフト制の休みなのか、休日の特徴によっても過ごし方が異なってきます。また、オンコールの有無も確認しておかなければ、休日の面でミスマッチを感じるようになります。
固定休があることの魅力
固定休とは、クリニックや訪問看護などの休診日・休業日に合わせて公休が取れることを指します。クリニックや訪問看護などは土日に加えて祝日も休みのケースが多く、固定休がほしい看護師にとって最適な環境といえます。休める曜日が一定だと、プライベートのお出かけの予定などを立てやすいことが魅力です。プライベートでよく旅行などに出かける方や習い事などをしている方は、固定休が望まれる傾向です。職場の人員配置にゆとりがある場合は、公休と合わせて有給休暇を当てることを推奨しているケースもあります。この場合は長期休暇が取得でき、プライベートがより充実するでしょう。また、子どもの学校行事などにも予定を合わせやすく、ライフスタイルの変化に応じやすいことも固定休の魅力です。
シフト制で平日に休める魅力
休みがシフト制だと、決まった曜日に休みを取ることが難しくなります。シフトはおよそ毎月出されますが、休みたい日に休めないことも珍しくありません。ただし職場によっては希望休を出せることもあるので、先々の予定はあらかじめ把握し、新たにシフトが組まれるタイミングで相談できるようにしておくことが大切です。シフト制で平日休みの場合、特有の魅力もあります。平日は通勤時間帯以外の人の流れが比較的穏やかになり、お出かけ先の混雑が緩和されやすいことです。人気のテーマパークや飲食店が比較的空いていて、混雑や待ち時間なく楽しめることがあります。また、役所など平日しか開いていないところにも、平日に休みがあれば問題なく行けます。旅行に行く際、旅館やホテルなどは土曜日などに宿泊料金が上がることが多いです。そして、平日には料金が格安になることが多いので、シフト制で平日休みだと旅行もお得に楽しめるメリットがあります。
オンコールの有無も要チェック
オンコール体制は、訪問看護や病院の手術室勤務でよく取られていることがあります。看護師が常駐していなくても、緊急時にいつでも駆けつけられる体制を取っておく必要があるのです。場合によっては電話などで処置方法を伝えるだけで、現場に行かずに済むこともあるようです。オンコールの対応頻度は、勤め先や患者さんの状態でまちまちです。オンコールのある職場では、手当の一部にオンコール手当を用意していることも珍しくありません。業務の一環としてしっかりカウントされるため、サービス残業のような扱いになることはありません。ただし、手当と呼び出し頻度などは事前に確認しておきましょう。